潮田中学校の剣道部が4年ぶりに団体アベックで全国中学校剣道大会へ出場する。女子個人の部でも主将の岸本彩花音(あかね)さん(3年)が全国への切符を手にした。顧問の並木信平教諭は「男女そろって優勝を目指したい」と力を込める。全国大会は8月22日から24日にかけて岡山で行われる。
県大会から全国へ行けるのは、開催県以外は各都道府県から1校のみと狭き門である同大会。同校は大会常連校としてプレッシャーを受けながらも成績を残してきた。
初の優勝旗狙う
女子団体は3年連続全国へ出場。一昨年は3位、昨年はベスト16と善戦を繰り広げてきた。
しかし、昨年は3年生がメインだったため、今年はメンバーがガラッと変わった。接戦も多く、技術的に苦しい部分はあったというが「今年のメンバーは真面目でチームワークが良かった」と並木教諭。
県大会決勝では、先行されるも、諦めずに勝利をつかんだ。
岸本さんは「女子はまだ優勝旗を持って帰ってきたことがない。初めての優勝旗を手にしたい」と力強く語った。
悔しい思いバネに
男子団体は2014年に優勝、15年に準優勝して以来、全国に出場していなかった。「プレッシャーもあったと思う」と並木教諭。
今年のチームは夏を迎えるまで決勝で負けるなど、ぎりぎりのところで悔しい思いをしてきた。
技術はある程度あったが、あとはメンタルだった。緊張はもちろん、「勝てるんじゃないか」という甘えも断ち切ってきたという。
女子同様、県決勝では先行を許すも、気持ちを切らずに粘って勝利をつかんだ。
主将の杉本烈輝(れんき)さん(3年)は「負けず嫌いが多いチーム。応援してくれる地域の人や先生たち、両親に優勝して恩返しがしたい」と意気込んだ。
昨年の雪辱晴らす
女子個人の部で出場する岸本さんは、昨年も全国へ出場。しかし早い段階で負けてしまった。「まずは一試合目からしっかり勝ち上がって雪辱を晴らしたい」と真剣な眼差しだった。
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