意見広告 バリアフリーの意味を再考 国民民主党 松本のりこ
先日、JR線古市場踏切での人身事故の報を聞き、視察して参りました。そこは3つの上下線を渡らなければならない、30m超の踏切でした。様子を見ていると、遮断機が上がった直後に再度警報が鳴り始め、約30秒後に最初の電車が踏切に到達しました。つまり、この踏み切りは30秒で渡り切れる人でない限り、安全は保証されないことになります。このことは具体的に警告されていません。
確かに、この踏切には跨線橋が付いています。自信のない人はそれを利用すればいいのかもしれません。しかし、踏切を短時間で渡れない人が、階段を上らなければならないこの跨線橋を好んで利用するでしょうか。
みんなに優しい町
この時、私はバリアフリーという言葉を思い出していました。一般には建物の中の段差を無くすることなどの意味で使われますが、高齢者や体の不自由な人などの社会生活に障害となるものは、やはりバリア(障害)です。この踏切は巨大なバリアです。バリアからの解放、この跨線橋について言えば、エレベーター設置が急がれます。安全で安心できる区の実現には、踏切の安全確保がまず必要と強く感じました。
私が掲げる「地下鉄を鶴見へ」は区の経済活性化の意味もありますが、高齢者等のより便利な移動手段の確保、特に縦の移動が楽ではない人たちのために資するという意味も込めているのです。
松本のりこ
横浜市鶴見区北寺尾1の14の6
TEL:045-716-6090
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