前回2015年のときも6人が立った神奈川県議会選挙。今回、鶴見では定数の3議席を6人で奪い合うという混戦の様相を呈し、県内48選挙区中、最多となる公算だ。
本紙では告示を前に、各候補予定者に対し、特に重点を置く政策分野などを聞いた。
現職は、前回得票順に自民党の川崎修平氏(40・1期)、公明党の鈴木秀志氏(66・4期)、共産党の木佐木忠晶氏(34・1期)の3人が出馬を表明。新人は、希望の党の浅野和男氏(64)、無所属の榎並正剛氏(50)、立憲民主党の爲谷義隆氏(45)が準備を進める。
前回トップの川崎氏は、防災、地域経済、観光を重点とし、近年の自然災害を鑑み、迅速な被災状況確認と情報受伝達システムの構築を掲げる。
現職最多5期に挑戦する鈴木氏は、地域防災、認知症対策、高齢者就労支援を重点に挙げ、4期16年の実績をもとに、誰もが住みよい街を目ざす。
2期目に挑む木佐木氏は、福祉、教育、労働を重点に掲げ、全国最下位の中学校給食実施率引き上げのため、市町村向け補助制度の創設を唱える。
経営コンサルタントの浅野氏は、防減災、町おこし、中長期的生活向上を重点とし、区民29万人の生命を守るため、震災対策の実施を掲げる。
元県議の榎並氏は、行政サービスの連続性、社会基盤再整備、民間との協働を重点に、医療から介護など生活が円滑に切替わる環境整備を目ざす。
参院議員元秘書の爲谷氏は、共生社会の推進、人への投資、まちづくりを重点に、多様性社会が進む中で、人権を尊重する条例づくりを訴える。
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