横浜商科大学(小林雅人学長)=東寺尾=で7月27日、学生による行政課題解決のための「鶴見まちづくり政策コンペ」があり、鶴見区から出された9つの課題について学生らが解決策を競い合った。
区と包括連携協定を締結する同大が、授業の一環として2016年から実施。審査員には、地域でまちづくり活動に取り組む団体の代表者らを招いている。
今年の課題は「地域防災の担い手として大学生・大学ができることは」「若年層の投票意識を変えるには」「訪日外国人への鶴見観光PR手段」「区のマスコット『ワッくん』を通じた魅力発信」「『食べきり協力店』の区内加盟店を増やすには」「『大学×図書館ブランディング』コラボ企画」「地域防災力向上のため、学生消防団員の活動内容はどうあるべきか」「福祉の担い手としてボランティアを増やすには」「振り込め詐欺等の特殊詐欺を撲滅せよ」の9項目。
事例示し提案
当日は、11クラスの各代表チームによるプレゼンテーションと、全74チームのポスターによる発表があった。
「ボランティア増加」をテーマに、代表プレゼンで最優秀に輝いたチームは、希望者と団体・施設のマッチング会を提案。千葉県船橋市であった事例なども提示しながら、有用性をアピールした。
開館40周年を機に、コラボ企画を募った鶴見図書館の木下豊館長は、「学生目線のアイデアは新しい発見があった。ぜひコラボを実現したい」と今後の展開に期待した。
|
|
<PR>
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>