大本山總持寺の三松閣で10月10日、鶴見移転の立役者と言われる当時の貫首・石川素童禅師の遺品や、ゆかりの品を揃えた展覧会がスタートした。会期は11月10日まで。
展覧会は、今年が石川禅師の100回忌となることから、記念として企画されたもの。大正時代に描かれた石川素童禅師像や、実際に身にまとっていた袈裟、水晶念珠など、遺品やゆかりのある全17品が展示されている。
同寺宝蔵館担当者によると、いずれも通常展示はしておらず、貴重なものばかりだという。
見どころの一つは、絵の部分だけで2メートルという石川禅師を描いた掛け軸。のちに衣装・デザインでアカデミー賞を受賞した洋画家・和田三造の作品だ。洋画家が描くのは珍しく、当時は貴重な絵の具が使われているという。
会期中無休。時間は午前9時〜午後5時(受付4時30分まで)。一般300円、学生(中学生以上)200円、団体(20人以上)200円、小学生以下無料。問い合わせは大本山總持寺 045・581・6065。
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