意見広告・議会報告
県政レポートNo.3 すべての人に居場所と出番のある社会を 神奈川県議会議員 ためや 義隆
就職氷河期世代への支援要望が実現
昨年末に、所属する産業労働委員会で、私も当事者であった「就職氷河期世代」への支援について議論し、県職員採用枠の検討を含め、強く要望いたしました。
それも踏まえ今年1月21日、就職氷河期世代を対象とした職員採用を県が発表。4月1日現在で34歳〜49歳までの方で、直近1年に正規雇用労働者として雇用されておらず、かつ直近5年間の正規雇用労働者としての雇用期間が通算1年以下の方が対象となります。詳細は県ホームページをご確認ください。
県内の氷河期世代非正規雇用の数は約3万9千人とされており、重要な課題となっています。
就職氷河期世代への支援に関しては、遅きに失したと言わざるを得ませんが、ようやく国をはじめとした行政が課題として着目、支援施策をスタートした点は、当事者世代としても一定の評価をするところです。
仕事は生活の糧を得るだけでなく、社会とのつながりを得る場でもあります。様々な困難を抱える方々が一人でも多く、そうした「つながり」を得られ、居場所と出番のある社会を実現させる為の施策を考えていく所存です。
国としてIRカジノ推進の見直しを
横浜で大きな問題となっているカジノ誘致。1月21日、政府は関連した汚職事件が相次いだのを受け、IR整備基本方針決定を当面見送りとしました。ギャンブル依存症、治安悪化、マネーロンダリングなど、負の側面が明らかに大きいカジノ誘致は見直し、廃止すべきと考えております。
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