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鶴見区版 公開:2020年5月21日 エリアトップへ

アマビエグルメで疫病退散 区内女将ら 限定販売

文化

公開:2020年5月21日

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重寿司のアマビエ丼(左上)、ととやのアマビエハッピー丼(左下)、ささなかの海鮮アマビエお好み焼き(右上)、アマビエのイラスト
重寿司のアマビエ丼(左上)、ととやのアマビエハッピー丼(左下)、ささなかの海鮮アマビエお好み焼き(右上)、アマビエのイラスト

 新型コロナに負けないようにと、区内飲食店の女将らがこのほど、疫病退散の妖怪とされるアマビエ=写真右下=を使ったグルメを考案した。期間限定で販売しており、「免疫力をつけて元気になって」と意気込む。

 アマビエグルメを考案したのは駒岡の重寿司、潮田町のもんじゃ焼きささなか、鶴見中央の海鮮料理魚春ととや。

 アマビエは長い髪にくちばし、3本足を持つ人魚のような妖怪。江戸時代、肥後の海に出現し、「病気が流行したら私の写し絵を人々に見せよ」と告げて海に消えたという言い伝えがある。

金賞のマグロ

 重寿司の3代目、相澤亜香根さんが考案したのは「アマビエ丼」。髪の毛は横浜こんぶで表現。胴体は、横浜のナンバー1丼メニューを決める「ガチ丼」で金賞をとった際にも使ったマグロで形作り「コロナに勝つ」気持ちを込めた。1日10食限定で、税別千円。希望者には「アマエビ汁」をサービスする。


「8」に思い込め

 「567(コロナ)に勝つ」という意味で8をテーマにしたのはととや。新鮮な8種類の魚介などを使い、値段も800円(税込)の「アマビエハッピー(8ッピー)丼」。錦糸玉子やマグロ、いくらなどが春らしい鮮やかさを演出。女将の永井寛子さんは「厳しくても、楽しんだもの勝ち。食べてコロナを吹き飛ばして」と話す。

マヨと鰹節で工夫

 ささなかの廣中由香理さんは、「疫病からみんなを守りたい、世界中の人を笑顔にしたい」との思いで「海鮮アマビエお好み焼き」を発案。桜海老、イカ、タコいずれかと長ネギを入れ、鰹節や青のり、マヨネーズを使ってアマビエを表現した。コロナに負けない気持ちを込めて税込567円で、火曜日のみ限定販売する。

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