県内の中学3年生の保護者らで成る「神奈川県中学生の輝きの場をつくる有志の会」と「神奈川県の部活動を頑張る中学生を応援する会」がこのほど、新型コロナウイルスの影響で中止となった各種大会の代替として、県大会やブロック大会等の実施を訴え、県中学校体育連盟宛に4516筆の署名を届けた。
応援する会は、生麦中学校の保護者を中心に活動。茅ヶ崎で活動を開始した有志の会に賛同した形で署名を集め、両会はこれまで各市などに独自で提出。今回、初めて合同で思いを届けた。
両会は、「子どもたちが目標を失い、気持ちの切り替えが出来ていない」などと現状を語り、「上位校のみを集めたブロック大会などの開催を」と訴えた。
近隣校で交流試合へ
中学運動部の各種大会における代替試合などについては、県内の各地区中学校体育連盟などが主体となり、実施されることがわかった。
横浜市はコロナ禍の市のガイドラインに沿い、各区で部活ごとに検討。多くの競技で8月1日〜16日の夏休み期間中、同一区内の近隣校同士で交流試合などが実施される予定。市の関係者は「出来る限り節目を作ってあげたい」と話している。
県関係者によると、今回の流れはスポーツ庁から各都道府県、各教育委員会などを通じ、「中学3年生向けに代替案を」という通知があったことがきっかけ。県内でも6月初旬、各市町村向けに代替案の検討依頼を文書で示していた。
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