神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2021年1月14日 エリアトップへ

“食”で留学生など応援 地元企業3者がコラボ

社会

公開:2021年1月14日

  • X
  • LINE
  • hatena
国際交流ラウンジのスタッフ(左)と楽匠の山崎オーナー
国際交流ラウンジのスタッフ(左)と楽匠の山崎オーナー

 システム開発など行う鶴見中央の(有)アクシスがこのほど、串焼き居酒屋・楽匠、区内で児童支援など行うNPO法人サードプレイスと協力し、コロナ禍で苦しい状況にある外国人留学生や一人親家庭などにから揚げやポテトのバスケット約30パックを無料で贈った。

 企画はアクシスの富田悦生代表取締役社長が、楽匠の山崎匠オーナーにバスケットを注文したことがきっかけ。サードプレイスの須田洋平代表が配布に協力する形で実現した。

 もともと知り合いだった3者。これまでも連携して支援など行っていた。今回は、コロナウイルスの感染者数も増加しており、富田代表が何かできることをと提案したことが始まりだった。

 当日は、区内に住む外国人の生活支援など行う国際交流ラウンジ=鶴見中央=にバスケットが届けられ、同館で働く留学生などに配られた。また、サードプレイスとつながりのある一人親家庭にも事前に連絡し、指定の場所で配布された。

コロナ禍で困窮

 外国から訪れる留学生らの宿泊施設などとして活用されている横浜市国際学生会館=本町通=の生徒によると、留学生は卒業後も渡航制限によって母国に帰れず、生活に困窮している人などがいるという。

 楽匠は、昨年3月からコロナ禍でキャンセルが続き、売上は最大で通常の70%減にもなった。社員の辞職もあり、人手も足りなくなった。それでも、山崎オーナーは「自分一人じゃできないが、力になれればと思った」と話す。

 須田代表は「コロナ禍で不安の声を聞くことは多い。地元で協力できてよかった」とし、富田代表は「まずは、自分たちの身近な所だけでも応援できればと思った。続けていくことが大切。自分だけではできることが少ないが、手を組めば広がる」とした。

鶴見区版のトップニュース最新6

「2年後の100周年へ一歩を」

区長インタビュー

「2年後の100周年へ一歩を」

多文化共生、脱炭素などに注力

1月9日

3万5千人が二十歳祝う

横浜市

3万5千人が二十歳祝う

13日、横アリで式典

1月9日

県人会館が移転へ

横浜・鶴見沖縄県人会

県人会館が移転へ

100周年の2027年までに

1月1日

人にやさしいまち、横浜へ

人にやさしいまち、横浜へ

山中市長が新年の抱負

1月1日

ノーベル平和賞やギネス世界記録などで喜びの声

学校訪問で児童と交流

阪神タイガース 青柳選手

学校訪問で児童と交流

図書カードなど寄贈も

12月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2025年1月15日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook