生麦魚河岸通りで11月23日、2年ぶりとなる「生麦旧東海道まつり」が開催される。今年は、コロナ禍の飲食店を応援する企画として立ち上がったテイクアウト企画「鶴見まんぷく広場」と連携。バージョンアップして行われる。
祭りは、かつて江戸城に食べ物を献上する御菜八ヶ浦の一つを担った生麦に「活気を」と、生麦魚介商組合が企画したイベントが前身。2014年から生麦第一地区連合会が主催している。
当日は、JR鶴見線「国道駅」そばの魚河岸通りを会場に、約30店舗が出店。魚介商が仕入れた新鮮な魚貝類はもちろん、生麦名物の穴子の一本揚げ、海鮮丼のほか、惣菜や青果なども市場価格で並ぶ。
また、連携するまんぷく広場からは、鶴見区内の飲食店のブースやキッチンカーなどが登場。新型コロナの関係でテイクアウトのみとなるが、一度に何度も美味しい祭りとして楽しめる。
まぐろの解体ショーも
さらに、目玉イベントとして、年末の大売り出し以外では2013年以来となる「まぐろの解体ショー」が復活。横浜市無形民俗文化財である生麦囃子保存会もステージを披露し、祭りを盛り上げる。
午前8時〜午後1時。雨天決行。入場無料。問い合わせは生麦第一地区連合会・横山さん【携帯電話】090・3594・8060
ガチャ第2弾生中に穴子、先行販売
10月に設置以降、1カ月で1200個を販売した「生麦ガチャタマ」の第2弾が同まつり当日、特別先行販売される。
ガチャを手がけるのは地元商店主ら有志の団体・生麦盛り上げ隊。地元活性化プロジェクトとして取り組む。第2弾は、生麦魚河岸や穴子の一本揚げなど8種類。第1弾の岸谷小に続き、生麦中学校も登場する。
通常のガチャ機は、京急生麦駅に置かれているが、当日は穴子の一本揚げを販売する横芳商店の横に設置。一個300円。「数に限りがあるのでお早めに」と同隊は話している。
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