荻原さん（右）と脇田局長
横浜北寺尾郵便局と同局職員の荻原健太さんが３月18日、特殊詐欺防止に貢献したとして、鶴見警察署から感謝状を贈られた。
荻原さんは16日、窓口で50万円を引き出そうとする来局した80代女性に応対した。
高齢かつ高額だったことから使い道を聞くと、「隣の息子に頼まれ、池田という人に１００万円を渡す」と説明。さらにコンビニエンスストアで50万円をおろすなどと話したため、通常、他人に１００万円を渡すとは考えられないと詳細を聞き出したという。
女性はその後、「以前住んでいた隣人の息子から、郵便局との書類のやり取りで１００万円が必要になり、すぐに返すから立て替えてと言われた」と明かし、荻原さんは詐欺を確信。女性を説得して特殊詐欺被害を未然に防いだ。
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