(公社)神奈川県歯科医師会(松井克之会長)主催の「歯塚供養」が、6月3日、塚のある大本山總持寺で開かれた。
歯塚は「横浜が近代歯科医療発祥の地であること」「曹洞宗開祖の道元禅師が日本に歯磨きを定着させたと言われていること」などから、同会が創立40周年を記念して1965年に建立。以来、歯への感謝や健康増進を願い、毎年供養が行われている。
当日は、この1年間に治療などで抜かれた歯を持参。コロナ禍で参列は縮小して行われたが、同会会員のほか鶴見区歯科医師会や鶴見大学歯学部、同短期大学部歯科衛生科の学生、関係者ら約20人が手を合わせた。
同大の中根正賢学長は、曹洞宗の教えにも触れ、「歯の健康を含めた全身の健康が生活の質と密接に繋がっていることを説く事が歯学関係者の務めと思います」とあいさつ。松井会長は「県民の健康長寿を願い、今年も抜去歯を奉納させていただいた。医療従事者の責務として、感染対策を徹底し、今後も安全・安心の診療体制を提供していきたい」と語った。
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