神奈川工業高校が横浜・鶴見沖縄県人会と協力し、6月4日、鶴見沖縄県人会館1階でステンドグラスのワークショップを行った。完成作品は同所にある「ちむどんどん」休憩室に飾られた。
生徒が指導
会館の1階は、空き店舗となっていた空間を改装し現在、NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の広報室やドラマのパネル展示室、休憩室が開設されている。飾りっ気のなかった同所を装飾したいという話があがり、今回の企画が実現した。
県人会の幹事が同校の教諭だった縁でデザイン科の生徒が協力。授業の一環として沖縄ルーツの子どもたちを招き、特殊なインクを使ったステンドグラスの作り方を教えた。
休憩室に彩り
当日は、20人ほどの子どもたちが参加した。生徒らは事前に会場を沖縄の写真などを使って装飾。黒の特殊インクでヤンバルクイナやシーサー、オニオコゼなどのイラストを描き、その絵に子どもたちが色を塗った。子どもたちが生徒にグラデーションの方法などを質問し、積極的に交流する様子があった。完成した約40枚のステンドグラスは、休憩室に並べて美しく飾られた。
ちむどんどん広報室やドラマのパネル展示室、休憩室(鶴見区仲通3の74の14)の開館時間は金・土・日の午前10時から午後5時まで(その他の日も不定期で開館)。ドラマのパンフレットや県人会の小冊子(400円)も販売している。
![]() 鶴見沖縄県人会館の休憩室に飾られた
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