夏日が戻ってきた7月20日、鶴見消防署が熱中症予防の意識を高めてもらおうと、鶴見駅前の西口モールで啓発活動を行った。
今回は、区内に工場を構えるキリンビール(株)横浜工場やキリンビバレッジ(株)らが協力。塩分・水分補給の大切さを伝えるために同社の「ソルティライチ」480本を提供し、署員や消防団員らが啓発チラシと一緒に同飲料を無料配布した。同社が熱中症対策のため同署と連携して啓発を行うの初めて。
同飲料は通行人にも人気で、用意した480本は30分を経たずに全て配布された。受け取った通行人の一人は「少し歩くだけでも汗が出る。こういった啓発はありがたい」と笑顔で話した。
同署によると、今年は例年になく梅雨が早く明けたこともあり、区内でも体調不良を訴える人が増加しているという。また、新型コロナ対策でマスクを着用しながらも経済活動を進めていくため、昨年と比べても熱中症のリスクが高まっていると分析。藤馬千典副署長は「密にならない場所ではマスクを外したり、水分や塩分をしっかり取るなど、熱中症に気をつけてもらいたい」と注意を呼び掛けた。キリンビールの担当者は「今後も地元、鶴見の区民の皆様の安全安心に寄与していきたい」と語った。
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