曹洞宗大本山總持寺の宝蔵館「嫡々庵」で2月28日まで、冬季展示「春をことほぐ」が開かれている。
總持寺内にあり、同寺所有の文化財などを一般公開する同館。今展示では、新年の招福を願い、七福神や宝船、江戸時代の紙幣「藩札」に描かれた福の神などのほか、鳳凰の屏風や獅子図皿、松竹梅をテーマにした書など、約30点の貯蔵品が展示されている。
また、香炉や染付碗、華やかな雛道具のほか、明治天皇の嫡母英照皇太后の遺愛品で久邇宮家から寄贈された貴重な「海賦蒔絵硯箱」=写真下=も見学できる。
開館は午前10時から午後4時30分まで。木、金曜休館。観覧者が少ない時には作品の説明など案内を受けることもできる。
拝観料は一般300円、学生200円、小学生以下無料だが、本紙持参で無料で拝観できる。また、来観者には富岡鉄斎筆、宝船「福来無尽」の刷り物も無料配布している。問い合わせは同館【電話】045・581・6065へ。
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