区内の子育て情報を盛り込んだ「つるみままっぷ」の2023年版がこのほど、区内施設などに配架された。製作するNPO法人つるみままっぷは、「地図を手にまちを楽しみ、人や場所とつながってほしい」と願う。
ままっぷは、子育て中の母親らにより2009年から発行が続く地図。0〜3歳児向けの情報を中心に、ベビーカーで通りにくい坂道や階段、遊べる場所など、実際に歩いて得た情報を盛り込んでいるのが特徴だ。
寄付金を募るなどしながら毎年改訂され、これまで英語や中国語版も発行。現在は区の新生児訪問事業の際にも配られ、貴重な情報源となっている。
新たなスポットを追加
23年版では、新たに「ウェルカムベビープロジェクト支援自販機」のマークを追加。同プロジェクトは出産家庭に地域と公募企業らがプレゼントを贈るもので、同自販機で飲み物を買うとプロジェクトに寄付金が送られる。鶴見区内には同自販機がよつばカフェやラ・カンパーナ木曽屋、区役所、三ツ池公園の4カ所に設置されていて、飲料だけでなくオムツも購入できる(よつばカフェは飲料のみ)。
また、カフェや日帰り温泉なども新たに掲載している。
発行にあたっては、より活用してもらえるようにと、昨年同様に漫画による取扱説明書も用意されている。
6千部発行。区役所や地区センターのほか、区内2カ所の地域子育て支援拠点、4カ所の親と子のつどいの広場など全32施設で配布されている。
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