意見広告・議会報告
意見広告 「こどもまんなか社会」を鶴見・横浜に 鶴見区選出の市会・国会、二人の政策通議員が緊急対談
中西 児童虐待防止法で「親権者の体罰」が禁止されたのを踏まえて、「横浜市子供を虐待から守る条例」が改正になりましたが、現役の弁護士として事務局長を務めていらっしゃいましたね。
山田 子どもの問題に最前線で取り組んでいる同僚の弁護士などと議論をしたり、研究者の知見を聞いたりすることが出来たことが大きく役に立ちました。
中西 それが国の法律から、さらに進化することにつながったということですか?
山田 いわゆる「体罰」に加えて、「子どもの品位を傷つける行為の禁止」という文言を書き込みました。全国の自治体では最も先を走っていると思います。
中西 子どもの気持ちというものを、よく考えたものにしたということですね。
山田 たとえば、ことさらに「お兄ちゃんはこうなのに、あなたは何でダメなの」とか「あんたなんか生まなきゃ良かった」などと言ってしまうことにまで広げたということです。
地域で見守る子育て
中西 条例の前文には「児童虐待の加害者のほとんどは実の親という状況に、強い危機感を持つものである」という衝撃的な文言が掲げられています。
山田 そこがこの問題の難しいところです。家庭という閉ざされた空間で起きることが多いために、第三者が気づいて手を差し伸べるまでに時間がかかってしまっています。
中西 一方で、保護者が子育てに苦労して悩んで行き詰って、「虐待」に及ぶケースもありますね。
山田 子育て家庭だけが孤軍奮闘するのではなく、子どもの成長を多くの目で見守り、その家庭を応援するという地域ぐるみの取り組みが、結果的に子どもの虐待を防ぐことになると思います。
ツルミ・オレンジデイズ
中西 私も街頭に立って児童相談所の虐待対応ダイヤル189の啓蒙活動をしたのですが、山田さんはツルミ・オレンジデイズという啓発イベントの実行委員会に参加された訳ですね。
山田 いや。実は私が立ち上げました。「実行委員会」と名前をつけましたが、最初は私一人です(苦笑)。
中西 劇団ひとりみたいな(笑)
山田 今は地元のコミュニティ・カフェを中心としたママさんたちや障がい者の就労支援施設の方、商店街や地元のマルシェで活動している皆さんへと輪が広がっています。
中西 町内会の掲示板でポスターを見た記憶があります。オレンジのリボンをつけているお店の方もいらっしゃいました。
山田 お店に来た方に「これは子どもの虐待を防ごうという運動の、、、」という話をしていただくことで、輪が広がっていくことを期待しています。
「こどもまんなか社会」を鶴見・横浜に
中西 そういう輪が広がることで、子どもたちを守ることが出来る訳ですね。
山田 「こどもまんなか社会」というのは、子どもの権利を大切にするために、子どもに関する取り組みを社会の真ん中に据えるということです。ただ、周囲の大人に余裕がなければ、なかなかうまく行きません。
中西 それには地域で解決出来るものもありますが、国政レベルで取り組まないといけない大きな問題だと思います。
山田 全ての子どもが自分らしく健やかに安心して過ごせる社会の実現のために、私と同じように子育てをしている皆さんの目線で頑張ります。
中西 私も国政の立場から、しっかりとサポートします。横浜をより魅力的な街にするために、一緒に頑張りましょう。
▽企画・制作/中西けんじ事務所【電話】045・565・5520
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