矢向交番=矢向3の2の10=が3月末をもって閉所となる。
これは神奈川県警が打ち出した交番等整備基本計画で、県内交番の老朽具合や交番の役割の変化を考慮して決定したもの。同交番は1977年に設置され、区内で3番目に古い。敷地面積が非常に狭く建て替えが難しいことや、複数勤務体制が取りづらいことが原因となり閉所が決まった。
4月からは隣接する尻手交番=元宮1の15の21=に統合され、矢向駅前交番とともに警察活動を担当する。区内ではこれまで、2021年3月に三角交番が閉所され統合されている。
地元住民の1人は「引っ越した時には既にあった交番なので、無くなるのは不安」と語っていた。同交番の警察官は「引き続きこの地域を把握している警察官が地域を巡回します。対応が遅れることも無いので安心してほしい」と呼びかけている。
代替に”動く交番”
同署は警戒力保持のため、アクティブ交番という移動式交番を同交番管内で運用する。ワゴンタイプの車両で、張り出したテントの下で机や椅子を設置。拾得物の届け出や相談受付を引き継ぐほか、事案発生時にはパトカーの役割も担う。同管内では矢向中学校正門内、ダイアパレス矢向第二前、最願寺駐車場が開設場所となる。
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