意見広告・議会報告
意見広告 鶴見を災害に強い街へ 鶴見区選出の県会・国会、二人の政策通議員が緊急対談
「想定外」をなくしましょう
川崎 突然ですが、いま大きな地震が襲ってきたら、足元はどうなっていると思いますか?
中西 足元、ですか。うーん、床にひびが入るとか、、、
川崎 それはハリウッドの映画の世界です。実際は割れたガラスや食器などの破片、壊れた家具などで足の踏み場もありません。
中西 たしかに。危なくて靴のある場所にたどり着くだけで大変です。
川崎 言われてみれば、「なーんだ」かもしれません。ただ、今晩から中西さんの枕元にはスリッパが必ずあると思いますよ。
中西 懐中電灯も置いて、スリッパは底の厚いものにします。
川崎 防災にはインフラ整備が欠かせません。多くの皆さんの努力で、鶴見は災害に強い街になってきているのですが、私は「その時に、皆さんの身の周りはどうなっていますか?」と申し上げています。
中西 「想定外」のことでパニックになると、災害が起きた後の状況を悪くしてしまいますね。
「自分の身は自分で守る」という心構えと備え
川崎 さらに大切なのは「自分の身は自分で守る」という心構えと備えです。
中西 政府は「各家庭で最低でも3日分、できれば1週間分の食料と水の確保を」と呼び掛けています。
川崎 熊本地震の時に要請がある前に食料や水を送るプッシュ型支援を行なったのですが、避難所に届いたのは発生から3日後でした。大規模な風水害でも状況は同じだと思います。
中西 消防をはじめとした皆さんも被災している訳ですから、完全に機能すると期待するのは気の毒というか酷ですね。
AR(拡張現実)を使った防災訓練
川崎 防災訓練も大切です。いざという時には、訓練でやったこと以上のことはほとんどやれません。ただ、皆さんの日頃の防災意識を維持する力は強くはありません。
中西 それでAR(拡張現実)を使った訓練を提唱しているんですね。
川崎 はい。神奈川歯科大の板宮先生のシステムで、スマホやARに対応したゴーグルを使って様々な災害を体験が出来ます。昨年、東寺尾北部町内会で実施されました。
中西 学校でも是非取り入れて欲しいと思います。
川崎 若い人たちに地域の防災の核となってもらうためにも、県立高校での実証実験を県議会で提案しました。
防災士という純粋な ボランティアの力
中西 ところで、全国で24万人を超える防災士が認証されていて、川崎さんもそのお一人ですね。防災士というのは国家資格なんですか?
川崎 民間資格です。特別な職につけるなどということは一切ありません。あくまで防災活動を行うための「十分な意識と一定の知識・技能を修得した人」という証明だけです。
中西 つまり、完全なボランティアなんですね。そういう方が地域にいることは大変心強いことです。
川崎 日頃は啓蒙活動などが中心ですが、地域が被災した際には避難誘導や初期消火、救出救助活動などに当たります。被災地への支援活動も積極的に行なっていて、重機を使ったガレキ処理といった専門技術を活かした活動をしている人もいます。
中西 県としても、ぜひ資格の取得を応援して欲しいと思います。
川崎 私も高い志と使命感を持つ仲間が一人でも増えて欲しいと思っています。まだ実現していませんが、県政の場で引き続き支援を訴えていきます。
中西 私もしっかりとサポートします。安全でより魅力的な神奈川県のために、一緒に頑張りましょう。
▷▷企画・制作/中西けんじ事務所【電話】045・565・5520
|
<PR>
|
|
|
|
|
|