鶴見に根付く沖縄文化の魅力を伝える映画『なんでかね〜鶴見』(渡辺熱監督・脚本)がこのほど完成し、4月7日に鶴見沖縄県人会館で試写会が行われた。
2019年に制作された『だからよ〜鶴見』に続く第2弾となる今作のテーマは「エイサー」。
初夏の沖縄タウンには、エイサーの太鼓の音が響き、街のあちこちに「道じゅねー」のポスターが貼られる。その中で、半年前に沖縄から出てきた主人公の栄人が偶然、鶴見のエイサー団体「潮風」に誘われる。「沖縄以上に沖縄が感じられる街」鶴見を舞台に、栄人らがエイサーを通して本当に大切なものを見つけていく人情喜劇の物語となっている。
栄人役を務めるのは、沖縄出身で映画初主演となるモデルの比嘉秀海さん=写真前列中央。試写会で初めて完成作品を観たという比嘉さんは「心温まる映画になったと思う。映画を見て『ありのままの自分でいいんだよ』ということを感じてもらえたら」と語った。
5月30日に鶴見で上映
同作品は、4月15日に行われる沖縄国際映画祭で公開上映される。そして、鶴見では5月30日にサルビアホールでの上映が決まった。午後2時と7時の2回上映。各回で出演者、監督による舞台挨拶あり。チケットは一般2000円、高校生以下1500円。
チケットは仲通のおきなわ物産センター(【電話】045・504・7816)またはサルビアホール(【電話】045・511・5711)で販売中。
![]() 試写会であいさつする渡辺監督
|
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|