鶴見消防署(川村滋署長)が7月20日、キリンビール(株)横浜工場らと協力して、熱中症予防の呼びかけを鶴見駅西口で行った。
鶴見署と同社によるこの啓発活動は、昨年に続いて2度目の取り組み。当日は鶴見署の署員や消防団、同社の社員ら20人以上が参加。エアコンの利用やこまめな水分補給などを呼びかけるチラシと共に、キリンビバレッジ(株)から提供を受けた飲料「ソルティライチ」を配布。600本用意した飲料が15分ほどでなくなるなど、大好評だった。鶴見署の川村署長は「飲料を一緒に配らせていただいたおかげで、多くの方に関心を持っていただけた。これを機にぜひ熱中症予防への意識を高めていただけたら」と呼びかけた。キリンビール横浜工場の藤原義寿工場長は「鶴見で100年近く工場を操業する企業として、今後も様々な形で地域貢献していきたい」と笑顔で語った。
7月中旬から搬送数が急増
横浜市消防局によると、市内で熱中症による救急搬送が7月中旬から急増している。上旬には10人前後だった搬送数が、最高気温が34度を超えた10日には28人、37・3度を記録した18日には53人が搬送された。鶴見署では人員を緊急的に編成し、救急隊を増強して増加する搬送に対応しているという。
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