毎年12月3日から9日の障害者週間に合わせ、鶴見大学図書館でミニ企画展「手で見て楽しむ旅への誘い」が開かれている。14日まで。
展示は、同大文学部の元木章博教授の研究室で学ぶ小島千咲江さん(4年)と元木教授で企画したもの。
図書館の一角に設けられたコーナーには、点字の案内や旅行のガイドブックなどに加え、3Dプリンターで作成したインドのタージ・マハルやカンボジアのアンコール・ワットなどが展示され、自由に触ることができる。
「視覚障害者の方が手で触ることで、どのように情報を得るかを体感してもらえたら」と小島さん。図書館でも博物館のように触れられる展示を増やすことを卒論のテーマとし、これまでに様々な博物館を巡って調査してきた。
その知見を活かした今回の企画展。元木教授は「ぜひ多くの方に視覚障害について考えてもらうきっかけになれば」と話している。区民の利用は身分証の提示を。開館は平日午前8時50分から午後9時(土曜は6時)まで。(問)【電話】045・580・8274
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