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鶴見区版 公開:2024年2月8日 エリアトップへ

レアールつくの商店街でマルシェ「つくまる」を開催する 木村 郁子さん 鶴見中央在住 40歳

公開:2024年2月8日

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商店街の温もりに魅せられ

 ○…「お客さんとの何気ない会話や、毎日のように顔を合わせて築かれた信頼関係、つながりの深さに惹かれるんです」と商店街の魅力を語る。レアールつくの商店街に2013年から関わり、今は隔月でマルシェ「つくまる」を開催。鶴見を舞台に地域と人をつなげ、まちの課題解決を目指す合同会社ふくわらいの代表を務める。

 ○…商店街の魅力に気付いたのは大学生の頃。偶然立ち寄った荒川区の三の輪の商店街で、店主と常連客たちが楽しそうに世間話する雰囲気に惹かれた。「人とのつながりが自然と作られている商店街の姿が新鮮だった」。そして、卒業後は横浜市役所に入庁。初任地となった鶴見区で多文化共生などに携わり、地域でいきいきと活動する人たちに触れ、「私ももっと地域で動き回りたい」と一念発起して退職。縁あってレアールつくの商店街にオープンしたアンテナショップ「kura-cafe」(クラカフェ)の店長に就いた。お客からの差し入れや、何気ない世間話、他人なのに近い距離間が心地よかった。

 ○…残念ながら同店は運営会社の都合で3年半で閉店したが、これまで紡いできた縁を切らしたくないと合同会社ふくわらいを起業。まちづくりのコンサルティングに携わりながら、同商店街では隔月でマルシェを開催。また、商店街に構える事務所の軒先を販売スペースとして個人事業主などに日替わりで貸し出すレンタルスペースも運営している。

 ○…忙しい日々を送る中でも、文章を毎日書いて心をリセットするのが日課だとか。「今後は若い人にも協力してもらって活動を広げ、もっとまちを元気にするお手伝いをしていきたい」。商店街とともに歩む日々がこれからも続く。

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