市立潮田小学校のシンボル「潮新山」のすべり台のペンキ塗りがこのほど行われ、リニューアルされた。
今回の塗装をボランティアで行ったのは、同校そばの仲通で外壁塗装などを手掛ける「えいぶす・ペイント」。同社代表の池原繁尊さん=「人物風土記」で紹介=が同校出身で、今年度に創立150周年を迎えた同校に「卒業生として何かお役に立てたら」と相談したことがきっかけで実現した。
小高い丘の上にすべり台などが設置された「潮新山」は1963年に完成し、児童たちに人気の遊び場。池原さんも在校時はよく遊んでいたという。
これまでも日本各地の神社の塗装ボランティアの活動などに参加してきた池原さん。今回は2月中旬から作業を開始。児童がケガをしないようにと剥がれにくい塗料を選び、色ムラが出ないようにと慎重に塗りを重ね、鮮やかな赤色のすべり台に生まれ変わった。
完成したすべり台を見て同校の小泉博史校長は「ボランティアでの支援をお声がけいただき、大変ありがたかった。子どもたちも喜んでくれると思う」と感謝を述べた。池原さんは「懐かしさもありながら、地元企業として母校に恩返しができて嬉しい。いっぱい遊んで、ボロボロにしてほしい」と笑顔で語った。
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>