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鶴見区版 公開:2024年6月27日 エリアトップへ

鶴見警察署 「改めて交通ルール順守を」 自転車死亡事故受け、注意喚起

社会

公開:2024年6月27日

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事故が起きた市道
事故が起きた市道

 6月17日に鶴見駅西口近くの市道交差点付近で児童が自転車走行中にダンプカーにはねられ、死亡した。鶴見区は横浜市内で最も自転車事故の件数が多く、鶴見警察署は改めて注意喚起を呼びかけている。また、鶴見土木事務所は今回の事故を受け、同市道の路面標示工事を6月中に行うとしている。

 鶴見区内で今年起きた自転車の関係する事故は64件(5月末時点)。死亡事故は昨年を含めて起きていなかった。

 昨年1年間では215件発生し、件数は横浜市内でワースト1位。今年も昨年同期比で件数は減少傾向にあるが、依然ととしてワースト1位の状況が続いている。

 傾向として多いのが、信号のない市道交差点での出会い頭の事故。鶴見署は「幹線道路ではなく、市道だと車も自転車も『来ないだろう』と注意不足が原因で、事故になってしまうケースが多いのでは」と分析する。

 そして、年代では20代から50代が最も多く、エリアでは矢向や鶴見中央、駒岡で多い。時間帯は午前8時から10時までと午後4時から6時の通勤・通学の時間帯が最も多く、同署は「平坦で駅までの通勤・通学に自転車を利用するエリアに事故が集中している」と話す。同署では、上記エリアと豊岡通りを「自転車指導啓発重点地区・路線」と定め、指導や啓発に務めている。

 小学生が運転する自転車の事故は昨年28件発生。特に1〜3年生の事故が多く、時間帯は夕方が多い。同署では今年度、これまで市立小学校で実施していた交通安全教室を私立校にも広げて実施していくという。「一時停止や左右確認などルールやマナーを守れば防げた事故が多い。子どもだけでなく大人も、改めて交通ルール順守を徹底してほしい」と呼び掛けている。

土木事務所が路面標示工事

 鶴見土木事務所では今回の死亡事故を受け、鶴見駅西口の該当の市道で車の運転者に注意喚起を呼びかけるカラー塗装や路面標示設置などの工事を6月中に行うとしている。

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