鶴見法人会青年部会主催の「トレジャーハンティング」で実行委員長を務める 木村 心さん 鶴見中央在勤 32歳
法人会は「憩いの場」
○…子どもたちに税金の仕組みや大切さを伝えるイベント「トレジャーハンティングinつるみ」で実行委員長を務める。昨年初めてこのイベントの運営に携わり、その熱意を買われて委員長に推薦された。「昨年もすごく楽しかった。実行委員長として参加者全員が楽しんでもらえる企画にしたい」と意気込む。
○…鶴見と繋がったのは4年前に現在の会社、(株)協伸製作所に入社したことがきっかけ。親族が経営する同社には大学時代から誘われていたものの、「当時は会社経営などにまだ興味がなくて」と工業系の一般企業に就職。しかし、その後「このままでは後継者がいない」と改めて相談を受け、「学生時代に団体の代表を務めるなど、リーダーシップは磨いてきた。会社を引き継ぐことに不安もあったが、自信もあった」と入社を決意。最初の1年間は現場を知るために湘南の工場で汗を流し、工場長の席が空いた時には自分から手を挙げた。「最初は本当に大変でした。資格を8つも取得したり、クレーン操作も初めてだったので、倒れるかと思いましたよ」と振り返る。
○…2年前に会社を継ぎ、30歳で代表に。他社との商談では若くとも社長の肩書での対応を迫られ、「気を抜くことができない。たまには若者として扱ってほしい時もある」と苦笑い。そんな過酷な社長業の辛さを分かち合えるのが法人会。「情報交換はもちろん、会には人情や温かさが溢れていて、同世代の仲間もいる。ホッとできる憩いの場ですね」と柔らかな笑顔で語る。
○…趣味はロードバイク。自宅内でも乗れるようにしているが、「やっぱり外に出て、流れる景色も見たいよね」。風を切って疾走する風景を夢見ながら、今日も忙しい日々を送る。
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>