横浜銀行アイスアリーナで初開催する東神奈川ビール祭の企画担当 小谷 康敬さん 西大口在住 34歳
ゼロから一を作りたい
○…電車や国道からも見える東神奈川の横浜銀行アイスアリーナ。入口付近のスペースで何かイベントをやったら注目されるのでは-。そんな思いから京浜急行協力のもと、初の試みとなる「東神奈川ビール祭」を企画した。「歴史あるスケートリンクで一般でも通年利用できるのですが、あまり知られていない。車窓や沿道からイベントの様子が目に入ることで、存在を知ってもらえたら」と意気込む。
○…大阪生まれ。親の仕事の都合で子どもの頃から全国各地へ引っ越しすること十数回。せっかくスポーツチームに入っても、引っ越しが決まると試合に出られなくなることにジレンマを感じた少年時代だった。そうした思いもあり、大学院を中退して横浜市体育協会(現・スポーツ協会)で働き始めた。これまでに世界トライアスロン横浜大会の運営や、日産スタジアムのある新横浜公園の施設管理に携わった。
○…アイスアリーナへの異動は昨年4月。競技や季節に合わせて製氷車で氷上のコンディションを整えたり、経理も担当したりと業務は様々だ。その中でも意識するのが、様々な土地で暮らした経験を背景にした、「前例にとらわれない」こと。利用者の意見を参考に食品ロス削減にもなるパンの自動販売機導入や、製氷の際に出てくる雪のような質感の氷を活用した子ども向けイベントなど、新しいものを率先して企画。今回のビール祭もその一つ。「ゼロから一を作ることに重きを置いています」
○…自身は小学生から大学まで野球経験者。いまでも草野球を続けているが、土日勤務が多い関係でここしばらくはなかなか参加できていないという。ブルペンカーならぬ製氷車の運転席から、今日も縁の下の力持ちとして準備を怠らない。
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