自転車に限らず、自動車や歩行者に関わる事故も多い。今年8月末までに鶴見警察署管内で発生した人身交通事故は364件。件数は昨年比で減っているが、昨年は1件だった死亡事故が4件発生。年末にかけては事故件数が増える傾向にあり、同署では注意を呼び掛けている。
8月までの累計では、車両同士の事故では「追突」が最も多く、「右左折時」「出会い頭」と続く。
また、事故の発生時間帯は午後4時から夕方にかけてが最も多く、通勤・通学時の交通量と比例する。同署では「帰宅時間に重なり、運転への注意が落ちるタイミングでもある」と分析する。
そして、路線別に見ると事故は国道よりも市道で多く発生している(市道197件、国道1号34件、15号37件)。歩き慣れた生活道路でも、「大丈夫」と慢心せず、注意が必要だ。年齢別では65歳以上の高齢者が関係する事故も多い。
同署では「日が落ちるのが早くなる年末にかけて事故が増える。車間距離やスピードの出しすぎ注意など、改めて交通ルールの順守を」と呼び掛けている。
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