キリンビール(株)横浜工場(藤原義寿工場長)で9月25日、横浜のクラフトブルワリー14社と意見交換や試飲を行う「品質向上交流会」が初めて開かれた。
これは、横浜のクラフトブルワリーが集まって運営する「横浜クラフトビアマルシェ実行委員会」の齋藤健吾代表が、同社に「品質についての意見交換などを行えないか」と相談したことがきっかけ。クラフトブルワリーのさらなる品質向上や、「ビールの街ヨコハマを共に盛り上げる」という思いが合致し、協働して実施されることになった。齋藤さんは「キリンビールさんの協力で、このような交流会をできることは大変ありがたい」と語る。
当日は横浜を拠点に活動するブルワリー14社が参加。交流会では、キリンビール横浜工場の食品安全に関する取組みなどを紹介。その後、参加ブルワリーがそれぞれのビールを持ち寄り、各社の歴史やビール造りへのこだわり、味の特徴などを伝えた。
試飲会では、参加者たちが各社のビールを飲み比べ。それぞれ個性豊かな香味などを楽しみ、談笑しながら意見交換も行われた。藤原工場長は「キリンビールにとって横浜は創業の地。クラフトビールの面白さを伝えて共に美味しいものを作り、一緒にビールで横浜を盛り上げることができれば」と語った。
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