馬場に本社を構え、不動産賃貸業などを営む(株)篠原(篠原今朝男代表)が9月26日、駐日ギニア共和国大使館のムッサ・ファンタ・カマラ特命全権大使から感謝状を受けた。
社会インフラ整備の遅れや政情不安が経済成長の停滞にも影響している同国。篠原さんはこれまでにも同社製品の手回し懐中電灯を寄付するなど、支援を続けてきた。
今回の感謝状贈呈は、同国の井戸掘削や学校修繕事業に、篠原さんが多額の資金援助をすることに感謝を表したもの。
水の入手に往復6時間
今回の資金援助は、以前から友人だったギニア大使館顧問のオスマン・サンコンさん=写真左=からの相談がきっかけ。大使館でカマラ大使から同国の水道事情や、国内100カ所の井戸掘削計画の説明も受けた。
カマラ大使によると、同国では過去に掘った井戸が枯れているところも多く、現在は水を入手するために片道数時間も歩くケースもあるという。
また、子どもたちの学校の設備も老朽化したところが多く、その修繕などに向けて積極的に活動するカマラ大使の熱意に感銘を受けて、篠原さんは今回の支援を決めた。
篠原さんは「軍事的な側面もあって、ODAによる資金援助が難しい部分があることも聞いた。ギニアの子どもたちが往復6時間以上かけて水源を目指している現状などを聞き、少しでも安心できる暮らしの力になれれば」と思いを語った。
今後は直接同国に赴き、「実際の様子なども見ていきたい」との意向も示している。
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