鶴見区在住で学校法人三幸学園横浜医療秘書専門学校=中区=に通う五十嵐暖真さん(18)が、10月26日〜28日に佐賀県で開催される「第23回障害者スポーツ大会 SAGA2024全障スポ」に、横浜市代表選手として卓球部門で出場する。
五十嵐さんは、4月に開催されたハマピックで金メダルを獲得し、代表の座を射止めた。昨年のハマピックでは惜しくも2位だったといい。「今年こそは金メダルを取りたいと思って臨んだので嬉しい」と振り返る。上大岡や新横浜のラポールで練習を重ね、「去年までは、試合中は自分のことで精一杯だったが、今は相手を見ながらプレーを考えることができるようになった」と自身の成長を語る。
発達障害を抱える五十嵐さんが卓球を始めたのは、小学校6年生のとき。中学から本格的に競技に取り組み、通信制高校では自ら卓球部を立ち上げた。プレースタイルはカットマン。粘りのラリーから得意なフォアハンドのスマッシュで決めるのが自信の得点パターンだ。
全国大会出場を控えた10月9日には、同専門学校で教職員による壮行会が開催された。職員らの寄せ書きの色紙のほか、勝利の赤いバンダナが送られ、大石進校長からは、応援のエールも送られた。大石校長は、「先生もクラスメイトも学校をあげて応援している。笑顔で帰ってきて欲しい」と激励の言葉を送った。五十嵐さんは、「たくさんの応援をもらえて、びっくりしたし嬉しい。金メダルを目指して頑張りたい」と力強く語った。
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