キリンビール(株)とJA横浜が共同でこのほど、「横浜市 食の3R きら星活動賞」を受賞した。
同賞は、食品廃棄物の発生抑制や再生利用等で顕著な功績を挙げている事業者等を市が表彰するもの。
キリンビール(株)では、規格外果実を有効利用することで食品ロスを削減する「氷結mottainai(モッタイナイ)プロジェクト」を立ち上げた。そして、その第1弾としてJA横浜と協力し、横浜のブランド梨「浜なし」を使った缶チューハイを発売した。
同社によると売行は好調で、8月末時点で約3万4千個分の規格外浜なしを活用できたという。
この取組みが評価を受けての今回の受賞。同社氷結ブランドの担当者は「JA様、農家の皆様と一緒につくった商品ですので、共同で賞をいただけて大変嬉しく思います。今後も継続して本プロジェクトに取り組んでまいります」と喜びを語り、JA横浜果樹部の山本成樹さんは「取組みを評価され大変嬉しい。横浜の果樹を広くPRするため、今後も取組みを進めたい」と話した。
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