豊岡小学校建替えに伴う再編整備事業で、横浜市が事業計画を策定し、11月1日に発表した。
同校の老朽化による建替えに合わせ、鶴見図書館や鶴見保育園、つるみ区民活動センター、子育て支援拠点など周辺の公共施設と複合化して再編整備する同事業。市はこれまで基本構想や事業計画の素案を策定し、市民意見の募集や地元での説明会などを行いながら、計画を進めてきた。
事業の目的として、施設を複合化することで「小学校単独の建替えでは成しえない相乗効果や新たな価値を生み出し、地域の活性化や魅力向上を図る」とし、施設の基本コンセプトに「つながる学び舎」を掲げる。
グラウンドは市の基準の3800平方メートル程度を確保するとし、学校プールについては敷地内に借地用地を確保し、民設民営での整備を目指す。また、図書館の規模は現在の3倍以上となる約5000平方メートルで、蔵書は約20万冊を想定(現在は約11万冊)。中央図書館を除くと、市内の図書館で最大規模となる。
市は今後、事業計画の実施方針等や入札等の準備、設計を進め、2027年度の小学校・図書館棟の工事着手、29年度末の校舎完成、その後に旧校舎の解体などを目指していく。
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