地元中学校生徒の発案で、児童生徒や地域住民が一緒に清掃活動を行う「レッツ クリーン ツルミ(LCT)」が11月12日、寺尾第二地区で初めて行われた。
これは、寺尾第二地区社会福祉協議会が地元の児童生徒との意見交換の中で、上の宮中学校の生徒から地域清掃の話が上がって進めてきたもの。
実施にあたっては、同校福祉委員会の生徒たちを中心に、活動の名称や清掃方法などを検討。当日は同委員会の委員や同校生徒、馬場小学校の児童、そして地域住民ら約70人が参加した。
清掃は同地域に寺尾奉行の高札があることに着目し、それを目印としたスタンプラリー形式で実施。3つのグループに分かれ、馬場赤門公園や北寺尾六丁目サムエル公園、上の宮中学校周辺などを清掃した。
公園や道路の隅々まで清掃した参加者たち。タバコの吸い殻や缶など多くのごみが集まった。清掃後には近隣のパン工房「椎の実」と馬場小学校の児童が協力して作った「馬いパン」が参加者たちに配布された。
福祉委員会の吉村司3年委員長は「初めての実施でしたが皆さんと一緒に楽しく行うことができた」と笑顔で語り、同地区社協の宮野昌夫会長は「子どもたちの発案で地域清掃に若い力が加わり、まち全体がきれいになり嬉しい」と喜んだ。
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