東台小学校の創立130周年記念実行委員長を務めた 鵜飼 昭利さん 岸谷在住 83歳
子どもを思い、学校支える
○…鶴見区内で4番目に長い歴史を持つ市立東台小学校の創立130周年記念実行委員長を務めた。2人の息子が同校の卒業生で思い出も多い。「今回の式典で児童の発表を見たけれど、特に1年生は入学式で見た時とは別人のように立派になっていた。子どもの成長の早さには驚くね」と目を細める。
○…「東台小は児童を支えるPTAや同窓会が積極的に活動していて素晴らしいよね」。通学路は細い道が多く、交通量も少なくない。そのため、登下校の見守り活動や周辺のパトロールをPTAだけでなく住民も行うなど、地域ぐるみで児童の安全を守っている。自身も活動に参加し、「子どもたちに安全に過ごしてもらうことが一番。そのためにできることを精一杯やっていきたい。登下校だけでなく、自宅にいると外から聞こえてくる子どもたちの声に元気をもらっている。友達を大切に、みんな仲良く育ってほしいね」
○…名古屋出身。45年ほど前に結婚を機に鶴見に越してきた。「昔は生麦駅前はもちろん、今の国道1号線沿いまで商店街だった」と懐かしむが、「本屋が無くなり、床屋が減り、居酒屋も少なくなって寂しいよ」と苦笑する。10年ほど前には岸谷第三自治会の会長も務めた。「会長になっていなかったら、学校とのつながりも生まれていなかった」。現在も学校運営協議会の委員長を務め、学校行事を支える。「縁の下の力持ちってところかな。主役は子どもたちと先生たちだよ」と遠慮がちに笑う。
○…書道で漢詩を書いたり油絵を嗜むなど多趣味だが、最近は自宅の家庭菜園の手入れが日課で一番のお気に入り。「野菜や柿、ブルーベリーも育てていてね。収穫が今から楽しみだよ」とやわらかく笑った。
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