子ども食堂「潮見橋みんなDEごはん」の発起人として開催に尽力する 小原 眞由美さん 下野谷町在住 63歳
子どもの笑顔が原動力に
○…来年2月から正式に始まる子ども食堂「潮見橋みんなDEごはん」の実施に向け奔走する日々。これまで地域の高齢者向け配食サービスに携わり、「子どもたち向けにも何かできないか」と6年ほど前から子ども食堂の開催を模索してきた。今回お試し会の実施にまでこぎつけ、「何から手を付けて良いか分からなかったけれど、周りの人たちの助けもあってようやく実現できた」と安堵の表情で語る。
○…同地区に越してきたのは今から30年以上前。3人の娘が下野谷小学校に通う中でPTAに手を挙げた。「知ってる人もいないし、地域のことも分からないから友達が欲しかったんです」とほほ笑む。10年以上PTA活動に参加して会長も務めるなど、学校からも信頼を置かれる存在に。現在も同校で児童のサポートなどを行う「おひさま先生」活動に参加する。「休み時間の遊びにまぜてもらったりして、子どもたちからエネルギーをもらっています」
○…その他にも潮見橋地区の主任児童委員を20年間務めるほか、児童生徒の通学の付き添いを行うガイドボランティアとしても長年活動し、地域の子どもたちとの交流を続けている。「大変なこともあるけれど、私が楽しくできているので。地域を歩いてる時に子どもから声を掛けられたりすると、とても嬉しいですね」と笑顔で語る。
○…「活動が手一杯で趣味を楽しむ余裕はないですが、今は子ども食堂が一番の楽しみでしょうか」と冗談交じりに笑う。食堂の実施にあたっては区内の他食堂を巡り、様々なアドバイスをもらってきた。「お試し会で子どもたちから『美味しい』って言われるだけで元気になれました。沢山の子どもたちに笑顔になってほしいから、これからも頑張ります」
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