横浜「注目の人」インタビュー 「アットヨコハマ」ナビゲーター・小田えりなさん「近所の人だけが知っているようなお店を紹介したい」
横浜市出身のタレント・小田えりなさん(27)が2024年11月に横浜や神奈川の観光に特化した情報を発信するWEBサイト「アットヨコハマ」(https://www.at-yokohama.net/)のナビゲーターに就任した。自身が生まれ育った横浜のおすすめの場所や10年間活動したアイドルグループ「AKB48」の思い出などについて話を聞いた。(取材=2024年12月)
◇ ◇ ◇
――「アットヨコハマ」のナビゲーターに就任しました。
「横浜市出身なので、ゆかりのある横浜で活動することをずっと目指していました。横浜の良さを伝えられたらいいなって思っていたので、この話をいただいて、すごく嬉しかったです。もっと横浜のことを知り、良さを広めていきたいと思っています」
――活動してどのようなことを感じましたか。
「横浜ってとても奥が深いと思いました。中華街にも行かせていただきましたが、今までは食べて、遊んで、写真を撮ってというぐらいでした。取材の中で中華街の歴史を深く学ばせていただいき、成り立ちも分かり、とても勉強になっています」
横浜のラーメン推し
――今後の活動で行ってみたい場所はありますか。
「横浜はみなとみらい付近しか遊びに行かないので、横浜に住んでいる人も知らないような場所に行ってみたいです。私はラーメンが大好きなので、家系の有名店だけではなく、近所の人だけが知っているようなおいしいラーメン屋さんを紹介できたらいいなと思っています。ラーメン博物館もよく訪れていましたし、カップヌードルミュージアムも好きです。横浜は『ラーメン王国』だと思うので、これからも横浜のラーメンを推していきたいです」
――横浜でおすすめの場所はありますか。
「県外から来た友達には、必ず、桜木町で集合してエアキャビンに乗って、赤レンガ倉庫まで行くというルートで案内しています。こうして一緒に横浜を歩いていると、『横浜ってすごいね』と言われて嬉しいです」
相手を好きになっちゃうエアキャビン
――エアキャビンは人気がありますね。
「エアキャビンも私の推しです。昼も夜も何回も乗っているのですが、昼はみなとみらいの爽やかさ、夜はイルミネーションがとてもきれいです。女の子と2人で夜のエアキャビンに乗った時、相手の子のことを好きになっちゃうくらいきれいでした」
――そのほかに横浜で思い入れがある場所を教えてください。
「AKB48の時にコンサートをさせていただいた、私の卒業セレモニーの場所でもある『ぴあアリーナMM』です。汗、涙、笑顔…。会場でたくさんのことを経験したので、自分にとって思い出深い場所です」
――横浜はコンサートができる場所が多いですね。
「赤レンガ倉庫のホールでライブをさせていただいたこともあります。それぞれのホールの良さがあるので、いつか横浜の会場でライブができるように頑張りたいです」
AKB48で得られた忍耐力と精神力
――2014年からAKB48で活動し、2024年4月に卒業しました。振り返ってみて、自分の中で何が得られたと感じていますか。
「忍耐力と精神力です。ちょっとやそっとのことでは落ち込まないし、本当に強くなったなと思います。強過ぎて逆に大丈夫かなと思うくらいです。AKB48の活動の中でプロレスをやることがあって、半年くらいトレーニングを積みました。辞めたいと思うこともありましたが、その中で一生懸命やるって素晴らしいなと気付けました。やり遂げた後の達成感が大きかったです。歌の振り付けや歌詞もたくさん覚えたし、多くのステージに立って、ファンの方と会う機会をいただき、いろいろな経験をさせていただいて、強くなれたのはAKB48のおかげだと思っています」
――この先、どんな仕事をしたいですか。
「今までいただいたお仕事は必ずやってきたので、これからもそうやっていきたいです。そして、それにきちんと応えられる自分でいたいなという思いは常にあります」
――歌手としての思いも強いですね。
「やっぱり、ライブはしたいという思いは強いです。2025年は自分のオリジナル曲も披露したいと思っています。そのために、ギターを弾いて曲を作るなどしています。AKB48卒業直後は、どうやって曲を作ればいいんだろう、歌詞はどうすればいいのかと悩んでいたのですが、一度作曲家の方と作ったら、その後は次はこういう曲がやりたいというのがどんどん湧いてきました。まずは弾き語りをやって、1人でステージを完結させられる曲を作りたいです」
――影響を受けた歌手はいますか。
「AKB48卒業後にaikoさんのライブを前から2列目で観ました。歌手だけど、キラキラしていてアイドルみたいな輝きがあって、ステージにいるaikoさんと目が合うだけで『ハッ』となることが客席にいて分かりました。AKB48の時は『どうして目が合うだけで喜んでくれるのだろう』と思っていましたが、やっと気が付きました(笑)」
横浜でイベントを
――最後にメッセージをお願いします。
「『アットヨコハマ』を見るだけで、どこを回ればいいかなど、プランも立てられます。横浜に来たらとりあえずこれを開けば楽しめるので、たくさん使ってほしいです。私もイベントを行いファンを横浜に呼んで、利用してもらえるように頑張ります」
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