京浜臨海部の15事業所で構成する共同防災組織、(株)KSP大黒神奈川共同防災センターがこのほど、消防庁主催の技能コンテストで全国から10組織に贈られる奨励賞(消防庁長官表彰)を受賞した。
同組織は石油コンビナート等災害防止法の施行を受け、周辺事業所の共同出資によって1977年に設立された。区内には安善町に同様の組織がある。
同コンテストは自衛防災組織の技能および士気向上を目的に行われているもので、今回は全国から37の組織が参加し、日頃の訓練成果を競った。
競技では、屋外貯蔵タンクで火災が発生したという想定で、大型の放水車を使った高所での泡放水活動や消防用資機材の確実な操作、安全管理のほか、組織の連携力などが審査された。
同組織の隊員の1人、小林光行さんは「過去の大会では最優秀賞に選ばれたこともあるので悔しい部分もあるが、改めて最優秀賞を目指し今後も自衛防災の意識を高めていきたい」と語った。
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