鶴見区スポーツ推進委員連絡協議会の会長を務める巴伸一さん(68)がこのほど、国のスポーツ庁による「スポーツ推進委員功労者表彰」で最高賞となる文部科学大臣表彰を受賞した。巴会長は「名誉な賞をいただいた。今後も地域にスポーツの良さを知ってもらえるよう活動していきたい」と笑顔で語った。
同賞は、同委員として10年以上勤続し、市区町村における各種スポーツ事業の実技指導や企画等に尽力し、地域スポーツの推進に顕著な功績を挙げた人に贈られるもの。
巴会長は同委員を42年間務め、一昨年から同協議会の会長を務めるなど鶴見区内のスポーツ推進に尽力。同協議会は「母と子のソフトボール大会」や、つるみ臨海フェスティバルでのグラウンドゴルフ体験会など、様々な取組みを実施している。
また、巴さんは(一社)神奈川県障がい者スポーツ協会の理事も務め、障害者スポーツの普及にも尽力。区内では障害の有無に関わらず誰もが一緒に楽しめる「ボッチャ」の大会も開いている。
その他にも、生涯スポーツとして注目されつつあるバレーボール形式の「フラバールバレー」の導入も検討中で、協議会で研修を重ねながら区内イベントでの実施を目指している。
今回の受賞について巴会長は「地域にスポーツの楽しさや素晴らしさを知ってもらえるよう、引き続き活動していきたい」と思いを語った。
区長に表敬訪問
今回の表彰を受け、鶴見区の渋谷治雄区長を表敬訪問した巴会長。渋谷区長は「スポーツの普及だけでなく、区のために幅広く活動いただき大変ありがたい」と感謝を伝えた。また、2年半後に控える区制100周年についても歓談。生麦北町北部自治会の自治会長も務める巴会長は「鶴見一筋で地域に育てられた身なので、地元を盛り上げるために私ができることはスポーツ、自治会の活動なんでも協力していきたい」と笑顔で語った。
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