意見広告・議会報告
小児救急拡充から帯状疱疹ワクチン助成まで 市政報告みちよレポ㊱ 持続可能な医療体制を 横浜市会議員(自民党)東みちよ
いざという時でも安心して暮らすために、持続可能な医療体制の見直しが求められています。先日開かれた令和7年度予算特別委員会では医療局に問いました。
まず小児救急においては、夜間の受け入れ困難という保護者からのご相談の一方で、病院からは小児科の赤字経営という課題も伺っておりました。そこで小児救急需要の分析により、次年度は新たに午後6〜8時の小児初期救急受け入れを、済生会横浜市東部病院ほかで開始します。一方、市内7カ所の小児救急拠点は平均1・35億円の赤字(令和3年)で、引き続き持続可能な小児救急医療の支援が必要です。
がん対策においては、検診による早期発見・治療が大切です。り患率の高い高齢者へのがん検診無料クーポンや精密検査助成のほか、検診率の低い若年女性への子宮頸がん検診無料クーポン交付も進めてまいります。また検診等をきっかけにかかりつけ医を持てるよう促すことで、女性のライフステージに応じた健康を応援すべきと大久保副市長に要望しました。
予防ワクチン策としては、以前よりご要望の多い帯状疱疹ワクチンの助成が次年度からスタートします。65歳以上等の年齢制限はありますが、施設入所の方等どなたでも接種できる体制など要望し、お一人おひとりの安心を支えてまいります。
高齢化の進展に伴い介護・福祉施設の看護職の需要も増加する一方、担い手不足が続いています。市では潜在看護師の復職支援研修のほか職場のマッチング支援も検討。持続可能な医療体制の充実をこれからも進めてまいります。
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