自民党 横山幸一(こういち)さん
―議員としての信念は?
横山 保育園の園長時代、子どもたちを救いたいと行政などと折衝を繰り返したが、そのときの行政の対応に疑問を感じると同時に、一園長としての限界も感じた。それが議員になろうと思ったきっかけ。初志貫徹、その気持ちと負託を受けた自負は忘れずにいたい。議員は区民の代表。議会でも裏表なく、いつでも区民や県民の皆さんに見られているという気持ちを持って取り組むことも信念の一つ。
―今後どのような問題に取り組みたいですか?
横山 やはり震災対策の問題は喫緊の課題。鶴見には川や海がある。津波の心配をされている人もいる。岩手に救援物資を運んで行ったが、非常食の備蓄など大切なことが数ある中、「まず逃げること」と現地の人たちの切実な声があった。区内の避難場所や経路など、周知していきたい。そして震災対策にくわえ原発の問題。CO2削減の観点と経済活動など、リスクバランスが難しいが、できるならば自然エネルギーに転換する方がいい。そういう意味では、新たに就任した黒岩祐治知事が進める太陽光発電推進に、協力できるところはしていく。また、ライフワークとしている「子育て」についても、ますます力を入れていきたい。
―区民へのメッセージを。
横山 計画停電のとき、停電エリアの表を配ってまわった。やはり議員は身近な人の役にたち、地域密着が大事だと感じた。地域の一員としてやっていきたい。困ったことがあったら気軽に声をかけてもらえれば嬉しい。今、日本は国難のとき。楽観視できない大変なときが来る。使命感を持って区民や県民、国のために活動していく。
|
|
|
|
|
|