横浜子ども会議 代表者がいじめ議論 行動指針を決定
横浜子ども会議の全体会議が先ごろ横浜シンポジア(中区)で行われ、市内の小・中・高・特別支援学校から115人が参加した。同会議はいじめをなくすために子どもたちが主体となって議論する場。6、7月に行われた区ごとでの会議を踏まえ、各区の代表者らが参加した。
会議では、いじめをなくすために子どもたちが自ら行動していく「横浜子どもアクション」について、「一人ひとりにできること」「学校でできること」「まちの人とできること」の3つの観点から議論された。
初対面の子どもがほとんどという緊張の中、議論の場では多くの参加者が一斉に挙手するなど、活発な意見交換がなされた。
5時間にも及ぶ長い議論の後、最後には高校生が中心となり、テーマごとに3つの「横浜子どもアクション」を決定した。そのうち地域へ向けての取り組みとしては、学校行事などを通し「まちの人と関わるきっかけをつくります」という方針が決められた。決定した3つは、いずれも自分と相手との関わり合いに主点を置いたものとなった。
会議に参加した倉田小学校(戸塚区)の橋本竜太郎君は「他の人の意見を聞くことができて自分のためになった。学校へも発信していきたい」と話した。
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