鶴見区内の熱中症救急搬送件数が5月から7月までで42件と、昨年の29件を大きく上回るペースで急増していることが本紙の調べでわかった。過去5年で最多となった2013年を超える可能性があり、同署は十分な水分補給など、警戒を呼びかけている。
7月までの区内の熱中症搬送件数は、港北区の50件に次いで2番目の多さで、梅雨明けごろから急増している。これは、横浜市で最高気温39・9℃を観測し、生麦で50日もの真夏日を記録した13年の43件に迫る勢いだ。
市内全体では708件と、すでに昨年の年間件数である651件を大きく上回っている。鶴見署によると、このまま猛暑が続けば、過去5年で最多だった13年の1072件(区内100件)を超える可能性もあるという。
ここまで増加している要因として、同署予防課の二本木純一課長は「涼しい日が少ないのが要因の一つ」と連日の真夏日や猛暑日を挙げている。
高齢者・子どもは要注意
なかでも、のどが渇きにくい高齢者や、大人と比べ地面から低い位置にいる子どもは熱中症のリスクが高まるという。
同署担当者は「室内で熱中症となるケースも多い。外出時はなるべく帽子をかぶり日陰などの涼しい場所に入って、水分補給をこまめにして」と注意を呼び掛けている。
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