神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2018年1月11日 エリアトップへ

3月に開場20年を迎える日産スタジアム(横浜国際総合競技場)の名誉場長を務める 小倉 純二さん 東京都在住 79歳

公開:2018年1月11日

  • LINE
  • hatena

まだまだチャレンジ

 ○…「また戻ってこられたという気持ち」。2002FIFAワールドカップの会場整備を念頭に建設された日産ススタジアム。名誉場長としては2015年4月に就任したが、大会前は日本招致委員会事務局長として尽力し、大会を成功に導いた。その実績が評価されFIFAの理事に就任するなどし、同スタジアムとのつながりは深いものがある。「ここは日本代表がワールドカップでロシア代表に勝利し、日本サッカーの歴史を創った場所」

 ○…東京都杉並区生まれ。幼少期には山形への疎開も経験している。終戦後「帰ってきたら小学校が焼けてなくなっていた」と語った。小学生時代は母が作ってくれたグローブで野球を楽しむ少年だった。サッカーとの関わりが深くなったのは、古川電工(株)に入社間もない頃。東京五輪で日本代表に選出された選手と妙蓮寺にあった社宅で一緒だったことから、平日に仕事を終えた後夕方から近くの小学校で練習する選手のボール拾いを手伝ったことがきっかけだった。「そこから深みにはまって」と笑ってみせる。

 ○…「これと言ってないんだよなぁ」という趣味だが、移動中などには料理本を熟読する意外な一面を持っている。自ら台所に立つこともしばしば。「丼ものを作ることが多いかな」。10年ほど前に母から味を引き継いだニシンの漬物は、「弟子入りしたい」という人が現れるほどの腕前だ。

 ○…「まだまだチャレンジしたい」と話すように、2002年に10億人から注目されたとも言われるスタジアムの更なる可能性を感じている。2019年のラグビーワールドカップや、東京五輪の男子サッカー競技で使用される予定もあり、7万人を超える観客で埋め尽くされる光景がまぶたの裏にある。20年の節目を機に多目的遊水地や競技場、運動公園など様々な役割を活かし、より多くの人に楽しんでもらえるスタジアムへの発展を目指す。

鶴見区版の人物風土記最新6

山谷 尚平さん

今年度の横浜市優良工事表彰で現場責任者表彰(舗装部門)を受賞した

山谷 尚平さん

獅子ヶ谷在勤 36歳

11月21日

山田 佐代子さん

11月に港北区に移転オープンする(公財)神奈川県動物愛護協会の会長を務める

山田 佐代子さん

港北区在勤 65歳

11月14日

秋葉 茜里さん

横浜商科大学の学園祭で「プチ商店街」を企画した

秋葉 茜里さん

神奈川区在住 22歳

11月7日

長澤 昌之さん

矢向日枝神社の御輿護持会「鳳友会」の会長を務める

長澤 昌之さん

矢向在住 75歳

10月31日

若鍋 由美子さん

三ツ池公園の「ノルディックウォーキング体験会」で講師を務める

若鍋 由美子さん

馬場在住 56歳

10月24日

鈴木 光さん

一般社団法人「減災ラボ」の代表理事で、防災・減災活動を続ける

鈴木 光さん

港北区在住 49歳

10月17日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook