鶴見大学付属中学校高等学校(亀山仁校長)で12月12日、芸術鑑賞会が開かれ、元劇団四季のミュージカル女優や声優などが試験終了後の生徒たちを元気づけた。
きっかけは、劇団四季の「オペラ座の怪人」で主演を務めた経験を持つ吉岡小鼓音さんが1年生の保護者だったこと。「生徒に喜んでもらいたい」と、照明から舞台監督まで現役で活躍するスタッフなどが協力。3カ月前から舞台の合間に、この日のための独自作品を作ってきた。
当日はミュージカル「キャッツ」「ライオンキング」などメジャー作品のテーマ曲を披露したほか、学校にちなんで般若心経を唱える独特の演目もあった。「堅苦しくなく受け入れてもらえるよう、参加型にしたかった」とプロデューサーの毛呂文紀さんが話す通り、同校の合唱部が一緒に歌う場面も。サプライズで亀山校長が趣味のサックスを披露し、生徒たちは大盛り上がりだった。
実際に舞台に立った宮本歩生さん(高2)は、「豪華キャストの方々と一緒に歌えたのは本当に幸せな時間だった」と笑顔を見せた。
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