区内少年野球チーム・東台カルテックスの島村宏斗選手(12)がこのほど、区内で唯一、横浜DeNAベイスターズのジュニアチームのメンバーに選出された。島村さんはメンバーとして、12月の「NPB12球団ジュニアトーナメント」に出場する。
ベイスターズジュニアは、毎年12月にプロ野球12球団のジュニアチームが競う「NPB12球団ジュニアトーナメント」へ出場するために結成されるもの。監督はベイスターズOBの鈴木尚典さんが務め、3年前には優勝を成し遂げている。
今年のセレクションには県内外から802人が挑戦。島村さんは、4次にわたる選考を見事通過し、最終16人の精鋭メンバーに選ばれた。同チームからは4人目の選出になるという。
4年生からベイジュニアを目ざしていたという島村さんは、最終選考のレベルの高さを振り返りながら、「難しいと思っていたので、正直おどろいた」と合格を告げられた感想を語った。
速球持ち味の投手
兄の影響で小学3年生から野球を始めたという島村さん。左投げ左打ちでポジションは投手。東台ではエースとしてチームをけん引する。
持ち味はストレートの速さ。遠投74mという肩の強さを持つ。東台の丸山員由監督は、冬場のトレーニングで体格が良くなったとしつつ、「プレーに力強さがある。オールラウンドで活躍できる」と評価。毎日、自主的に素振りを欠かさないというバッティングにも太鼓判を押す。
すでにベイジュニアチームの練習に参加しており、練習試合でも登板。一番手を狙う。夢はプロ野球選手という島村さんは、「選考に落ちてしまった人たちの思いも背負って、精一杯がんばりたい」と、3年ぶりの優勝に向け活躍を誓った。
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