鶴見消防署はこのほど、鶴見郵便局と連携し、同局の配達車とバイク計約200台に熱中症予防のステッカーなどを貼り付けた。鶴見消防署は「署員だけで全域をまわるのは厳しい。毎日のように啓発してもらえるのは有難い」と話す。
連携は鶴見消防署の依頼から。引き受けた石渡務局長は「外を回る社員にも熱中症の危険はある。区民の役に立てるならばと考えた」と理由を説明する。
貼られたのは配達車用のA3大マグネットと、バイク用のB5サイズほどのステッカー。いずれも消防署のデザインで、「こまめな水分補給を。熱中症にご注意ください」とメッセージが入る。
郵便局によると、日曜と祝日をのぞいては、天候にかかわらず常時150台が区内を回っているという。鶴見消防署は「多くの区民に目にしてもらえる。効果は大きい」と期待を込める。
マスク無理せず
今年に入ってからの区内の熱中症患者数は、7月7日現在で5件(昨年同期比1件増)。同署予防課は、例年梅雨明けから増加するとした上で、「今年は新型コロナウイルスの関係で、マスクを着用しているため、熱中症の可能性は高まる。密にならない場面では外すなど、注意してほしい」と呼びかけている。
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