県政報告ひでしの「実績で勝負」 54 停電時の電力確保に寄与スマホ充電スポット設置を実現 公明党 鈴木 ひでし
先日、神奈川県が、エネルギーの地産地消に取り組む「かなエネサポーター」の募集を開始しました。また、今年度からは新たに、「停電時スマホ充電スポット」の募集も開始されました。これは、私が県に提言したアイデアから生まれたものですので、ご報告いたします。
2月に県議会で提言
近年、地震や台風などによる停電が発生しています。そうした場合の備えとして、自家消費型の太陽光発電等を設置することは、災害時の電力確保に有用ですが、その電力の恩恵は設置者のみに還元されるのが一般的で、地域における災害時の電力確保という点では課題があると考えていました。
他県の事例ですが、千葉県睦沢町にある「道の駅むつざわ」では、地元産出の天然ガスや太陽光発電等により電力を確保しており、防災拠点としての機能を有しています。昨年9月の台風15号による大規模停電時には、周辺住民の方々に携帯電話の充電サービスや温水シャワーを提供することができました。
私は、この事例を参考に、本年2月の県議会定例会で知事に対し、停電時に設置者以外の地域住民も電力の恩恵を得られるアイデアとして、「電力避難所」の普及を提言しました。それが、今回、「停電時スマホ充電スポット」という形で実現することになったのです。
停電時スマホ充電スポットを募集中
県では、昨年度から、自家消費型の太陽光発電設備やガスコージェネレーション等を設置し、エネルギーの地産地消に取り組む事業者を「神奈川県エネルギー地産地消推進事業者(愛称:かなエネサポーター)」として認証する取組を実施しています。
この「かなエネサポーター」を対象に、停電時に地域住民へスマートフォンの充電等のために電力を提供していただける場合には、今回実現した「停電時スマホ充電スポット」としても登録されることになりました。
私は自然災害が今後も発生しないことを心から願っておりますが、万が一のための備えをしておくことも大切です。「停電時スマホ充電スポット」は県のホームページで公開されるとのことであり、地域に貢献する事業者としてPRもできますので、事業者の皆さまの積極的なご応募を期待しているところです。
これからも、提言した一人として、県のエネルギー政策の取組をしっかり見守ってまいります。
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