「コロナ用心、詐欺用心」――。仲通り商店街商和会の店主などからなる自警団は月に一度、夜間パトロールを実施している。自警団は、拍子木を鳴らし、大きな声をあげながら、仲通り3丁目を外周する。
時勢に合わせアレンジ
この取組は、同商店街が「何か地域に貢献できないか」と考え、5年ほど前から始めたもの。月に一度の定例会の日に、自警団として街を回ることで、防災や防犯に対する意識を高めてもらうことが目的だ。
「戸締り用心、火の用心」という基本的な掛け声に、最近は時勢に合わせた言葉を盛り込むなど、アレンジを加えている。
11月10日、商店街の役員ら10人ほどと潮田交番の警察官・金子拓実さんが参加し、街を回った。通りすがる人たち全員に声をかけ、道行く人からは「ご苦労様」と声を掛けられる場面もあった。
金子さんは「警察官だけでは手の届かないところもある。協力は本当にありがたい」とし、商和会のメンバーは、「声を聞いて、街の皆さんが少しでも気をつけようという気持ちになってくれたら嬉しい」と話した。
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