法政国際高等学校が2月6日、WEB会議ツールZoomを使った「国際教育プログラム成果発表会」を行った。
同校は、2019年度までスーパーグローバルハイスクール(SGH)の指定校だった。SGHとは、企業・国際機関などと連携を図り、国際的に活躍する人材育成を図る学校のこと。その柱として生徒主体の課外活動を実施してきた。発表はその流れを引き継いだもの。コロナ禍でオンライン上の発表となり、生徒たちはスライドを説明しながら発表を行った。
興味を深い学びに
動物の殺処分について研究してきた村松杏さんはコロナ禍、軽い気持ちでペットを飼い、手放す人が増えていることに言及。負担の増えているボランティアに若者が少ないことなどを課題とし、SNS発信の強化などの解決策を提案した。
少年法適応年齢引き下げの是非を調べてきた花内涼香さんは、少年法があること自体に不安を持ち、必要ないという考えだった。しかし、18歳〜19歳の再犯率の低さなどを学び、少年法は必要で、適応年齢も引き下げるべきでないという意見に変わったと発表。参加者からの声を受けながら学びを深めた。
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